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2012.08.07 Tue 「第2回 天習縛」~なお&ちぃ編

2つ目の演目はなおさんとお相手のちぃさんです。

なおさんが初めて緊縛講習を受けたのは去年は8月2日。
この天習縛はちょうど習い始めて1年目となる発表でした。

多分、なおさんは緊縛講習の生徒さんの中では最年長。
当初はなかなか初級から中級にあがれず苦労していました。
ところが11月に中級にあがった頃からめきめき上達!
日常の?ありとあらゆる女性に声をかけ、
今では縛った女性の数は20人ではすまないだろうと私は思っています。笑

そしてちぃさんを縛り始めてからはさらに上達。
今までの縛りがガラっと変わり常にちぃさんに気を配り、
二人が楽しく二人が気持ちよく縛るようになったのがよく分かりました。

今回のなおさんの課題は「鳥籠」
ミルキーウェイを代表する縛りです。

まずは高手後手。
n1_thumb.jpg
いつもはバッチリの胸縄が重なっているのが気になりますが、
二人の世界ができあがっているのでOK!

そして腰縄をかけ吊り縄を調整します。
n3.jpg
気になっていた胸縄も調整され、後手も腰縄も大変綺麗です。

そして足をあげます。
n2_thumb.jpg


ところが、ここで30分を過ぎてしまい、
そのまま曲を頭に戻して続けて縛るようにいったのですが、
緊張と焦りで手順を誤りギブアップ!
大変綺麗に縛れているので残念でした。

鳥籠縛りのなんと言っても難しいのが吊り縄のテンション。
まず背中の吊り縄と腰縄の両サイドのテンションが合っていないと
猫背になってしまったり、手首に負荷がかかって痛くなってしまったりします。
次に腿、足首、甲の三ヶ所のテンション。
腿は強いようでこの形で縄をかけると柔らかい裏側に圧がかかり、
筋肉のない女性の場合は決して強い場所ではありません。
実は腿以上に強いのが足の甲。
この甲で体重を受けるように縛るには、腿の高さ、股関節の向きが重要なポイントとなります。
そして足首は大変弱い場所なので負荷がかからないように縛らないといけません。

画像を見るとわかりますが、その全てほぼ完璧に縛れています。
すっと伸びたちぃさんの姿勢、ほぼ水平に並んでいる腿と甲。
このまま完成させればさぞ綺麗な鳥籠になったと思います。

解き終わったちぃさんの感想は「今まで一番気持ちよかった」
私も見ていてそう思いました。
完成せずに「失敗した」となおさんは繰り返していますが、
そんなことはなく大成功だと私は思います。

本来緊縛にタイムリミットなどありません。
二人が気持ちよく安全に縄を楽しんでいる姿。
先輩としての威厳を皆さんに見せてくれた縛りでした。

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