SMフェティッシュバー・ミルキーウェイ・スタッフブログ

梅雨も明けて夏本番！！
暑い日が続きますね＾＾；
前回のエントリーの続きをお話したいと思います。

ＳＭプレイの安全性について、改めて考えさせられるきっかけになった出来事がありました。
それは、本格的に縛られるようになって2ヶ月くらいたった頃。
知人の紹介で行ったとある場所でのこと。
知人の知り合いの、ある縛り手さんに縛って頂いた時のことです。
知人が縛って貰っているのを見て「大丈夫かな・・・」と思い縛ってもらう事になりました。
当時、吊られる経験は多分5回目くらいだったと思います。
その縛り手さんとは初対面でした。
少しお話をした後、縛ってもらうことになり
高手小手から、平行吊りだったかと思います。
縛られている間には、異変はほとんど感じませんでしたし、
吊り上がってからも、特に意識できる「強い痺れ」や「痛み」を感じることはありませんでした。
吊ってからどのくらいで下ろして貰ったのか、自分では良くわかりませんでした。
鞭打たれている時間が長かったのかもしれません。
平行吊りから下ろされて、縄が解かれた時。。。
初めて自分の右手に起こっている異変に気がつきました。

右手首から下が全く動かない

本当にびっくりしたし、ショックでした。
以前知り合いのＭ女さんに
「吊られて事故になって、お箸も持てなくなることがあるんだよ」
と聞いたことがあり、
その時は、全く実感も湧かなかったのですが・・・・
こういう状態のことだったんだと初めて気がつきました。
右手がダラリとしていて全く上がりませんでした
とにかく自分の右手がどうなってしまったのか？？？
どうしたらいいの？？
頭の中はパニックでした
仕方がないので、家に帰ってネットで検索しながら
自分の右手に起こっている異変を調べました

「とう骨神経麻痺」

私の右手はどうやらそうなっていたようです。
ネットで見ると、
「末梢神経の損傷で、通常は、長時間腕などを圧迫することで起こるが
入り所が悪いと5分程度の圧迫でも神経の損傷が起こり、神経麻痺をきたす。」
とありました。
効果的な薬もなく、リハビリも意味がないとも書いてありましたが
とりあえず、自己判断は危険なので整形外科へ行きました。
ちなみに、神経麻痺の場合は「神経内科」か「整形外科」の領域になるようです。
診断は、ネットで調べた通りでした。
効果的な薬は何も無く、
リハビリしてもほとんど意味が無いと言われました。
気休め的に貰った薬はユベラ、メチコバールという血流を多少良くするものでしたが
「末梢神経は1日1ミリしか回復しないので、数センチの神経損傷でも完全に回復するには数ヶ月かかると考えた方が良い」と医師には言われました。
結果的に日常生活に不自由がない程度に回復するまでに、
私の場合は3ヶ月。
完全に治ったと自分でも思えるまでには半年かかりました。
利き手を負傷したので、
箸も、グラスも持てないし、
鉛筆も持てないし、もちろん字も書けない
車の運転も不自由でした。
緊縛に限らずＳＭは危険を伴う行為ですが
自分が事故にあってみて初めてその本当の意味がわかったような気がします。
全く縛れない受け手の私が言うのもおかしいのですが、
どんなに上手な縛り手さんでも、事故が起こる危険は０ではないと思います。
緊縛する時、特に吊りをする時、
「縄をかけてはいけない場所」があります
縛りを習い始める方、また受ける方も、
一度、神経の走っている箇所を
人体の解剖生理で確認することをお勧めします。
事故が起こると、受け手も縛り手もやはり嫌な思いをしますし、
事故が起こっても縛り手さんには伝えず、黙って我慢してしまう受け手さんも多いのではないでしょうか。
そんな事態を避けるためにも、
安全に縛る、縛られるということを
一度考えてみたら・・・と個人的には思っています。

Staff Nanami

奴曜日担当のひろ＆です
ブログに書くネタがないので当分
女王様ビデオのネタを書きます

プロのＡＶ男優さんはそれなりの体だったり
セリフとかできると思うんですけど
僕がよく出ている甘美会ビデオですと
素人っぽいのりがまたいいということで
やっています
もっともＭ男性のイメージは中年の貧弱な男性がいい
ということでその点ではマッチしているので
採用されております
撮影はＳＭ専用スタジオや女王様パブの営業外時間など
利用してやっています
ビデオですとけっこうハードプレイになりますので
気分が盛り上らないとけっこうきついです
わたくしの場合は
カメラや照明の準備中にもう全裸になって
「本日は撮影に使っていただきましてありがとうございます」
などといって出演の女王様やスタッフにそれぞれ
土下座してご挨拶したりするのですが
「ひろちゃんまだ脱がなくてもいいよ」
「やるき満々だね」
などといわれてなかなか思いどうりにことがはこばないのが実状です
撮影は午前１０時くらいから夜８時くらいまでですが
意外と時間はかかるので
予定したシーンをとばすこともしばしばです
というわけでわたくしの場合は休憩時間中も
つぎのシーンの準備で縛られたりしてます
他のスタッフがみんなお茶のんでくつろいでいる間に
１人きつい姿勢で拘束されたりするのが
すごいマゾな気分になって好きです
でもまわりからは
「ひろちゃんもこっちきて休憩して」
などといわれています
ハードな内容とはうらはらに撮影現場はけっこう
和気藹々とした雰囲気なのです
ペニバンのシーンなども
うんこがついちゃうとやなので
あらかじめ浣腸してからやるのですが
撮影前の準備でみなさんの前で浣腸されるのが大好きです
あとＳＭの経験がないＡＶ女優さんもかなり出演されるんですが
その場合は鞭のやりかたなど
本番前にかなり練習してからやります
その場合はビデオに写ってるシーンの２倍くらい
鞭やられてることになりますね
というわけで以外と写ってないときのほうが楽しいのですが
本番中はせりふやプレイの段取りのことがあって
案外プロっぽくやってるかな？

出演希望のＭ男性の応募がすごい多いそうです
応募したときのメールのいきおいとはうらはらに
実際に面接したときのギャップがすごく大きくて
採用にならないケースが多々あるようです
応募する方は覚悟決めて応募してね
あるいはほんとに好きのマニアの方かな
ひろ＆の場合はマニアのほうですので
楽しんでます

もうすぐ、梅雨明けですね＾＾

梅雨が明けたら、本格的に夏到来！！

今年も夏バテしないように元気に頑張ります。　スタッフの七海です＾＾

今夜のお題・・・「縄グルメな理由」ですが。。。

良く、縄の受け手さんや、Ｍ女さんの中で「縄グルメ」と言われる方がいます。

実は私も・・・「縄グルメ」と言われることがあります（笑）


「縄グルメ」というのは、

「上手な縛り手さんの縄しか受けない」ということなのですが、

私の場合は「気持ちの良い縄しか受けたくないから」という理由で「グルメ」なわけではないのです。


ＳＭプレイには、常に危険が伴います。

この世界にいると、その感覚が麻痺するような時があるように思います。

でも実際に「人間を縛って吊る」って、普通には考えられない行為だと思うのです。

その分、予測しにくい危険が潜んでいると思います。

縄を受け初めて最初の頃は、そういった危険が認識できずに

縛ってもらえるなら、誰の縄でも受けたいと思って、実際誰にでも縛られていた時期もありました。

でも、ある事をきっかけに

ＳＭの危険性、受けてとして自身の身体を守ること、について身にしみて考えさせられてからは

安全に縛ってくれ縛り手さんにしか

やはりお任せできないな・・・と思うようになりました。

緊縛に関する危険を察知して、受け手を良く観察できる＝上手な縛り手さん

つまり、安全に縛ってもらうためには、ある一定以上の技術が必要だと感じたのです。

ＳＭの危険性について、身にしみて考えさせられたきっかけになった出来事については、

次回書かせてもらおうと思います。