SMフェティッシュバー・ミルキーウェイ・スタッフブログ

いままで、鞭プレイは肉体的加虐が目的であり、それが快感に変わるものだと思っていました。
うみと出会い、SMを初めてから２０年が経ちますが、うみが痛いこと（鞭）が苦手だったため殆どやっていませんでした。
鞭を受けるのが好きな人は、痛みを快感に変えられる人だけだと思っていました。

ところが去年、肉体的加虐は手段であり、精神的加虐が目的になるとあらためて気づきました。
精神的加虐を目的にする時は、打ち始める前に打つ側と打たれる側の関係性をきちんと構築しておかなければなりません。
そのために、私はうみを支配したいという気持ちを言葉で伝えます。
うみはそれを受け入れます。
鞭を打ち始め、痛みを与えて、肉体的に加虐します。
うみはその痛みに耐えることで支配されている喜びを私に伝えてきます。
その時の表情や仕草、雰囲気はとても可愛く、ますます支配欲が強まります。
さらに強く打ち、傷つき、痣がついても、もっと支配されたいという気持ちを返してきます。



精神的加虐が目的で鞭を打ちだしたら、鞭で逝くようになりました。
打たれている間、ずっと逝き続けていることもあります。
あるときなどは最初の一発で逝ってしまいその後のプレイは殆ど覚えていないということもありました。
このようなことが続くのでもっと鞭プレイを追求したくなってきました。
鞭を買いあさり、打ち方の練習もしました。

買い漁った一本鞭、上から順に
天ノ介
満月
かいじゅうのしっぽ
エニス


バラ鞭その他、上から順に
ゑ悟裟堂　パドル
　同上　竹鞭１
　同上　竹鞭２
　同上　バラ鞭
天ノ介　バラ鞭


一本鞭を曲げずに収納できるケース

釣り竿用のセミハードケースです。
長さは１５０cm、講習生のまさかんさんが使っていたのを真似しました。

プレイを追求していくうちに、かいじゅうのしっぽさん（鞭職人）の鞭に興味をもったり、
西口ゆかさんの鞭プレイ、フルB等の打ち方に興味がわいてきました。
どうしても西口さんに会いたくなり、大阪のブラックべーリというイベントに参加。
色々とお話も聞かせていただいた後、私もうみもゆかさんの３分鞭プレイを受けてみて衝撃を受けました。
まさに、自分が求める精神的・鞭プレイにどんぴしゃです。
過度な肉体的加虐を与えることなく、精神的加虐を深めていく西口さんのプレイをもっと追求したくなりました。

西口ゆかさんのプレイの特徴は、プレイをとうして受け手をどんどん追い込んでいくところです。
そんなに痛くないのにすごく責められて精神的に追い込まれていくのを感じました。
自分も同じように鞭を振ってみたくなり、かいじゅうのしっぽさんととエニスさんの鞭を買って、
スロー（鞭の振り方）の練習も始めました。
そうしたら、さらにうみが鞭でいくようになりました。

ＳＭは、私たち夫婦にとってお互いに愛情を伝え合う行為であり、それを重ねることによって、愛情がさらに深まります。
これからも、もっともっと深めあって末永く楽しんでいきたいと思います。

最後に、西口ゆかさんが４月１１日にミルキーウェイに来ます。ぜひ遊びに来てください。
4月11日（日）西口ゆかINミルキーウェイ

続いて私の縛りを少し紹介させていただきます。

今回の投票で一番多かったは私の投稿画像３でした。（得票５）


主催者ということもあり、今回の順位からははずさせていただきました。
縛る順序は
右手首→左手首→左足首→両手首の間をとおり下方向へ引き寄せます→脇腹付近に留めを作り→右足首
で完成です。
両足首が床から浮いており姿勢が不安定に見えますが、意外と安定しています。

試しにえふさんにも縛っていただきました。


縛りを受けた方から「全然動けないけどなんか気持ちいい。姿勢も大丈夫」との感想をいただきました。
縛る際のコツははじめから固めようとせずに足と両手首の縄を絞るときに縄の遊びをなくすように縛るとバランスよくしばれます。手首の縛りが外れそうに見えますが絞ってテンションが掛かると動きません。

続いてもう一つ
私の投稿画像２。


縛る順序は
左肩をヒバリがけ（左タスキ）→右タスキ→両肩を後ろへ絞ります→肘上→手首→お腹
で完成です。
最初に両肩が後ろに絞られるため拘束感がとても強いです。
お腹にも縄がかかるため片、肘、腕が動きません。
手首始まりの逆手より早く拘束でき、それが長所でもあるのですが、
最初に両肩を絞るため血流が悪くなりしびれが出やすいです。
長く縛っていたい場合は、肩を絞らないように調整してください。


『みんなで投稿イベント』は一粒も二粒も美味しく、楽しいイベントです。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
年内にもう一度くらい、開催したいと思います。
次は何をお題にしようか。。。
リクエストも絶賛、募集しておりますので、ＤＭお待ちしております。

五反田ミルキーウェイで緊縛講習講師をしている若です。

『みんなで投稿イベント　一本縄で拘束』に投稿された画像について、リアル緊縛会を設けて縛ってみました。
人気投票で上位になった縛りや、個人的に気になった縛りを印刷してもっていき、参加者であれこれ言いながら選んで縛りました。

①BLUESNOWさんの画像７。

BLUESNOWさんからは画像つきで縛り方を解説したDMもいただきました。
本当にありがとうございます。
まずは自縛。撮影を忘れて画像がありません。笑
シンプルな縛りですが、とても拘束感があります。
次にモデルさんを縛ってみたら、留めがあたったり、あちこち痛いと言われてしまいました。
自分を縛るときはテンションをちょうどよく加減できますが、他人となるとなかなか難しい。
緊縛は縄筋ではなくテンションが重要ということを、痛感しました。
今回は胡座縛りでしたが、もっといろいろなところへ応用できる縛りだと思います。

レミコさんの画像６。

縛ってみると、腿の重さがそのまま股関節にかかり、人によってはなかなかの責め縄になることも判明しました。
縄に余裕があるので足からお腹へ縛ると、より拘束感が増すかもしれません。

サチさんの画像２

投稿された画像の中で、個人的にはこのポーズが一番、面白かったです。

参加者のエフさんが縛った画像です。

腕始まりかと思って縛ってみましたが、後に足首始まりとＤＭをいただきました。
腕を中央に寄せるのも難しく、今回の投稿画像の中で、この縛りが一番、難易度が高いと思います。

えふさんの画像2
うみが受けてみたいというので、拘束感をちょっと改良して縛ってみました。
オリジナルは、
両親指ヒバリ始まり→残りの指固定→腕に行き、肘を巻く（左右同じ）
という縄筋だったようなのですが、前手で肘を巻く縛り方は、肩の関節の固定が別に必要です。
それには縄一本では足りません。
なので
両親指ヒバリ始まり→腕→反対の腰→腕→背中を通って→反対の腕→お腹で留め→反対の腕→残りの指
という順番で縛りました。

この画像は参加者のエフさんがモデルのウメさんを縛った画像です。

肩も肘もばっちり留まります。
指は性感帯で、指から始める縛りは導入としても大変優れているようです。
さすが、えふさん、エロ縄大王！

地引網一男さんの画像３。
画像は前の記事に上げたので割愛。
手首→足首→腹→足首→腹の縄をひく→足に戻って終わり
という縄筋だったそうです。

受け手の体感も良く、こちらぜひ、みなさんにお勧めの縛りです。

縛りたかったのですが、時間がなくて縛れなかった縛りを紹介します。
蝋炎さんと黒田さんのお2人が縛っていたカラスのポーズ。

実は私はこのポーズを一度も縛ったことがなく、最近ツイッターで目にする機会も増え、一度縛ってみたいと思っていました。
手首の向きによって、神経の出方が異なるということで、どの向きが一番安全なのか模索中です。

次の記事で、私の縛りを紹介します。