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2012.08.22 Wed 八月二十二日緊縛講習会


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今日は上級一組、中級一組の緊縛講習会でした。
写真は上級の模様です。

2012.08.21 Tue 八月二十一日緊縛講習会


本日は上級一組、中級一組の緊縛講習会でした。
見学者も盛り上がり、楽しい一日となりました。

2012.08.17 Fri 「緊縛ワンポイント講習パート2」後記

緊縛ワンポイント講習パート2、無事終了。
参加してくださった皆さん、ありがとうございます。

この講習の特徴はテキスト。
1つ1つは10~15分練習すればできるようになる小技を
系統だててテキストで紹介しています。

実はこのテキスト作りが自分でも大変勉強になっています。
普段無意識に使っている小技が、テキストにおこすにあたって
我ながら「ほー!なるほど!」の連続。笑
前回は7Pだったテキストが今回は12Pになりました。
1p.jpg


まずは目次紹介。

1、はじめに
2、手首、足首の縛り方
1)後手 2)前手(逆手) 3)片手 4)足首
3、留め
1)直線方向 2)直角方向 3)はねかえり方向 4)Uターン方向
4、ジョイント

このテキストはよくある「○○縛りの縛り方」のような完成された縄回し、縄筋の解説はしていません。
とにかく要所要所で使う小技のみ!
そして
「その技を使おうしている体の部位」と
「その縄はどこから来てどこへ向かおうとしているのか」
この2点にこだわって作っています。

今回追加した5Pの中身は、上の目次の「3、留め」。
2p.jpg

直角方向に曲がる留めだけで整理したら4種類もあって^^;
それを無意識に使い分けてました。笑
「留め」とは縄がずれないように「止める」ためのものです。
どうしてずれないのか・・・。
それは留めた時の「縄と縄との摩擦」と、「縄が引かれる力」とのバランスです。
縄が引かれる力が大きすぎるとどんな留めも崩れたり、ずれてしまうし、
引かれる力が弱いと縄がたるんで拘束感がなくなってしまう、
という理屈で考える大変ムツカシイものだと、今回「初めて」知りました^^;

問題なのはこの「縄が引かれる力」。
例えばそこに吊り縄をかけて引けば、体重がかかってくるので大きな力になります。
留めもそれにあった留めをしないといけません。
けれど、「縄が引かれる力」に影響するのはそんな直接的な力だけではないんです。
全体の縄回し、前後の留めと距離、構造なども影響します。
これが分かりやすいのが、足に段々に縄を掛けていく練習。
片足にかける縄が一巻きなのか、二巻きなのか、何段掛けるのか、
これだけで1つの留めにかかる力が変わります。
↑というのを、今までは無意識に使い分けていたのですが、
今回うみと相談しながらテキストを作っていて、
どんな時にどう使い分けると相手に与える体感が変わってくるのか整理できました。笑

今回の講習に参加して下さった方々は全くの初心者は1人だけで、
全体に同じテンポで進めることができ、「直角の留め」まできました。
ここで全員に課題を出します。

「今まで習った小技を使って『M字開脚』か『脇晒し』のどちらかの縛りを自分で考えて縛ってみてください」

「M字開脚」は椅子や、低い横の単管の前に座って足を開脚した状態で固定します。
「脇晒し」は両手を上げて頭の後ろで組みます。
とりあえずポーズの解説はしましたが、縄回しの手順は口で多少ヒントを出す程度に留めます。

私がこの講習で本当にしたかったのが「コレ」でした。
本来縄回しは自分で考えるものだと思っています。
しかしそれには最低限の技術的知識が必要。
じゃあ、その最低限の知識を身につけ自分で考えよう!

各組それぞれが、縛りたいものを選択し縛り始めました。
脇晒しを縛っていたカップルは・・・
「手首を縛った後、この縄は指先に向かうから・・・」
とちゃんとテキストが生きてます!笑

M字開脚を縛っていたカップルは留めのところでつまづき、
「この縄はどこに向かうの?」
「こっち・・・」
「直角だよね?」
「あ!そうか!二巻きだから・・・、じゃあ、このどれかですよね?」
「体の向きが変わるともう分かんない!」
と悪戦苦闘しながら進んでいきます。

最終的には全員が自分なりに縛りを完成させていました。
2回目に挑戦したカップルは相方とコミュニケーションする余裕もでき
「こうすると苦しい?(ニヤリ)」
「なんか、こっちのほうが気持ち良いです」
なんていう会話もありました。

そして最後には
「凄い!面白い!」
「なんかいくらでも好きに縛れそう!」
という声。

ここまで3時間。凄い疲れました^^;
でも楽しかったので、調子に乗ってまた来月開催しようと思ってます。笑