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2020.09.07 Mon 8月28日(金) 風見蘭喜氏による床縄緊縛講座

8月28日金曜日
五反田ミルキーウェイにて、風見蘭喜氏による床縄緊縛講座が行われました。

今回のテーマは、床縄(グラウンドでの責め縄)での展開。
『極悪縄師』の異名をとる風見蘭喜氏の責め縄の技術を、間近で見る事ができ、大変有意義な時間となりました。

ここでの責め縄とは?
今回の講習での責め縄とは、
「縄で苦しめる」
このような意味を指します。
縄で痛めつける、辱めるという意味での責め縄とは少々異なりました。 

当日は以下の内容で講習が進みました。

風見蘭喜氏による緊縛ショー
    ↓
ショーの様子を撮影したビデオを観ながら、蘭喜氏の解説やモデルさんの感想、講習生からの質疑応答。

このような形式での講習は珍しく、普段のショーでは聞けない
「何故そのようなことをするのか?」
「ここはどのようにしているのか?」
「モデルさんはどう感じたのか?」等をより詳しく、より正確に知る事が出来ました。

また、参加者の方々は、皆様、真剣に風見さんのショーの一つ一つの動きに注目し、縄で責めるというのはどういう事なのかを、メモを取りながら学んでおりました。

ショーの後の動画を見ながらの質疑応答の時間は、参加者の方々からの質問の数が予想を遥かに上回るほど多く、時間いっぱい風見さんに質問責めをする形になりました。笑

質問の例を一つあげると

質問
「どのようにして受け手の様子を探れば良いのでしょうか?」

風見さんからの回答
「呼吸は体を接地させたり、肩の動きを見て感じている。また、相手がどれくらい敏感になっているのかを縄を掛けながら観察することで相手が今どんな心境なのかを感じている。」

このように風見さんも詳しく解説して下さるので、参加者からの質問が止まりませんでした。
結果として、映像を見ながら30個程の様々な質問がなされました。
その質問の答えを受け、初めて分かってくることもあり、質疑応答の時間は、今回の講習の中でも大変有意義な時間になりました。

では、それらを受け自分が講習当日にこれは大事だなと思った事をいくつか

・呼吸に合わせて縛っていくこと

相手を縛っていく際に(特に締めるという所作)、一気に締め上げるのではなく、相手の呼吸を見てゆっくりと締め上げていくこと。
蘭喜氏の場合は、呼吸に合わせて1mm単位で締め上げていっていると仰っておりました。

締め上げるタイミングは息を吐いた時。
呼吸は、相手に自分の身体の一部を接地させて感じたり、肩の動きなどから見極めるとのこと。
ここで必要なのは観察力だと思いました。

これにより呼吸をする度に、縄が締め付ける。そんな縛りになるんです。

・常に感謝の気持ちを忘れないこと

常に「縛らせてもらう」という精神で臨んでいると仰っておりました。
常に感謝の気持ちを忘れない。
これが「極悪縄師」という異名を持つ風見さんが皆さんから愛される理由の一つだと思います。

私としましては、これが縛り手の当たり前の常識になって欲しいなという思いがあります。
「感謝」の気持ちがない人。残念…、たまにいます。ミルキーウェイにはあまりいませんが…。
言っときます「縄に心は出ます!」
それが縄の魅力の一つですもの。

以上、スタッフのみとがお送りいたしました。

改めまして、風見蘭喜氏の講習はとても為になりました。
ここでしか学べない、縄を使った責めの技術を沢山見て、沢山学べました。
現場にいたからこそ、共有できた雰囲気というものもありました。
風見蘭喜様、今回はお忙しい中このような機会を設けて頂きありがとうございました。

スタッフ みと(みとこんどりあ)
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